オモリグロッドに必要な要素を全て網羅したハイスペック専用超高感度ロッド「月弓702」は、キャスタビリティと高感度、操作性の全てを集約した、バーサタイルモデルです。
ややショートながらに35号の使用を可能にした事で、多くのシチュエーションに幅広く対応。
月弓の集大成と言っても過言では無い異次元な仕上がりの最強モデルです。
Model | Length | オモリ | PE | 価格(税込) |
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月弓702 | 7feet2inch | 15~35号(56~130g) | 0.4~0.6号 | ¥49,500 |
月弓702は、シリーズ中最もショートな608特有の超高感度と、705の持つベーシックかつ幅広い応用範囲を重ね合わせ、作成したモデルです。
月弓608は、シリーズ中でも圧倒的な感度が有り、イカが追尾してきた際の微振動までも、眼で見てわかる繊細なティップを兼ね備えています。
しかしウエイトキャパは30号までと、汎用性としては、やや狭い部分が有ります。
一方で、汎用性の高い705は広範囲なキャパ(35号まで使用可能)を保有しているものの、608程と比べると、長い分、操作性が若干劣る場合が有ります。
705の35号まで使用可能なパワーを維持しつつ、608のような高感度を兼ね備えたショートモデル・・
ショートレングスで単にパワーを上げてしまうと、ロッド自体の反発力が増し、身体への負担も上がってしまいます。
身体への負担が大きくなると長時間、快適に使用する事が困難になってしまいます。
又、硬いロッドだとフッキングしたイカを巻き上げてくる際に、身切れ等の原因へと発展してしまう恐れも有ります。
今回の702は、35号まで使用可能ながら、ショートレングスに寄せつつ、硬くなりすぎないレギュラースローに仕上げる事に注力し、テストを重ねました。
単純に言えば、608と705の良いとこ取りです・・
船舶のサイズや乗船位置によっては、ショートロッドでないとキャストが、し辛い事も有るかと思います。
また、小柄な女性などは特にショートロッドが扱いやすい傾向にあるかと思いますが、そのような状況下で、ディープ攻略(30号〜35号が必要な場合)でも、702であれば、全てを解消できる仕様となっています。
シリーズ通して共通の、ベリーからバットに4軸を巻いて仕上げた事で、曲がりながらに復元力が有るので、巻上パワーも増長され、楽に使える仕様です。
また、4軸はブレを軽減する効果があるので、微振動のアタリもティップのみが震える事で、眼で見る感度も高く、キャスト性能、操作性にも加担しています。
実践経験から生まれたCRONO最高峰の「月弓」の使用感、実践にて是非とも体感してみて下さい。