Kestrel_1022

Product / Egi

Kestrel

ケストレル

瞬間的な姿勢安定と水圧に負けないダート。
ティップランの釣れる要因を徹底的に考え、形に落とし込みました。
「売るため」ではなく「釣るため」のティップランエギ。
「本物」を是非お試しください。

※アクションのキレを最高レベルで仕上げているため、ロッドや潮圧、シンカーの取り付けによってはフックにラインが絡む可能性があります。
もし絡む場合はしゃくりの強さを若干落とすか、ドラグ値の調整(弱める方向)を行ってください。
絡むことがなくなった時に最高のパフォーマンスを演出(その時の状況の最適なアクション)させることができます。
頻繁に絡んでしまう場合は必ずアングラー側の調整をお願いいたします。
開発に関する詳細はコチラ

Spec

サイズ 重量 カラー 価格(税込) 推奨シンカー
3.5寸 30g 10色 ¥1,870 YAMASHITA エギ王 TRシンカー

Future

  • ヘッド
    ただ姿勢安定させる為のバランスではなく、「釣るため」のバランスを構成するこのエギの心臓部。
    そして、ダートの基準となる初期のロールアクションを構成するヘッド。

  • 背面
    多くの秘密をもった背面のフラット部。
    フラット面の大きさや角度に関しては、ミリ単位の調整を施し、狙いのアクションを演出。
    この部分の真意は偽造防止のため明記しません。

  • 全体
    ボディ全体の形状に関しても幾度となく、テストを繰リ返しました。
    「海水の中に居る」という部分を考え、水の特性を加味して形状を考察。
    全てに「意味」のあるボディー形状となっております。

  • フック
    「大きいから掛かりが良い」などの浅い考えではなく、水中に居る際にしっかり作用する位置とサイズを選択しております。
    イカを掛けるためだけのフックではありません。

  • ALL COLOR

Color chart

  • #KES01 ポイズン

  • #KES02 毒リンゴ

  • #KES03 毒ガエル

  • #KES04 青鬼

  • #KES05 コガネムシ

  • #KES06 アカマムシ

  • #KES07 UV こたつミカン(腹部グロー)(全体ケイムラ)

  • #KES08 UV 爽快ミント(腹部グロー)(全体ケイムラ)

  • #KES09 ヒミツの扉

  • #KES10 パンドラの箱(腹部グロー)

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Impression

 

 

CRONOから発売となるティップランエギ「ケストレル」
担当していた上田が開発に関する話をさせていただきます。

まず、ティップランにおける釣れる部分を模索。
辿り着くエギはやはりあのエギでした。
しかし、釣れる「本質」を理解して、言葉にできたり釣りに反映させたりしている人はほとんど居ない印象をうけました。
その中で、突出して理解の深いとある船長から「本質」の部分をご教授いただき、開発のお手伝いをしていただきながらこれまで進めてきました。
あの釣れるエギのバランスが現在日本一であることは間違いなく、その釣れるエギの「本質」を違う方向性から増幅させる形で開発を進めようとプロジェクトがスタートしました。
もちろん、その他の必要な要素も増幅させるという難題に挑んできました。

ほとんどの方が気付いていない「本質」の部分。
その部分は私が物理的な観点から見出したバランスにより早々にクリアできたのですが、その増幅させた「本質」を維持しようとすると、見事なまでにダートが死ぬのです。
この、ダートしないものをどうダートさせるか。
その部分が、今回の開発の一番難題だった部分。
そもそも強い水圧のかかる水深でダートが発生しているのか疑問はありましたが、「ダートしやすい」ということは強い水圧がかかる水深でも、少なからず他のモノよりも広い範囲にエギをプレゼンテーションできるということ。
目の細胞の発達したアオリイカを昼間に狙うことに関していうと、水押しによる存在感よりも視覚的存在感を優先することは言うまでもありません。
つまり、ダートは必須項目であると判断しました。
そして、ダートが綺麗に出るということは水の受け流しがしっかりできているという部分で「バランスを整える」ということにも繋がります。
バランスが良ければ夜間の使用においてもプラスに作用するはずです。

ダートしないボディーからダートを発生させるためには「ダートの要因」を理解する必要がありました。
頭に鋭いエッジがあることが世間的にはダートの一番の要素であると考えられていますが、本当の要因は違います。頭の形状はダートを生み出す「キッカケ」でしかないのです。
その「キッカケ」をいかにダートに転じさせるか。
その部分を見つけるために、他ジャンルのダート系ルアーをひたすら調べ、それぞれの要因を見つける。
夜の喫茶店で私と船長がダート系ルアーに関して数時間調べ続け、一つの可能性を叩き出し、現場でプロトエギにパテを盛り、お互いが数時間のアクション出し検証。(プールではなく、もちろん海水域)検証後、見事なまでにキレのあるダートを身に纏うことができました。
ダートしないものをダートさせることができた、矛盾を解決できた歓喜の瞬間でした。
釣れる本質の部分とダートを切り離して、アクション中に転換させることでこの矛盾の解決をすることができました。
お互いがさまざまな釣りをしてきて、メーカー関係なく数多くのルアーに触れてきたからこそ辿り着けたんだと思います。

そしてもう一つは、フックの存在。
「フックサイズが大きいからフッキングがいい!」なんていう浅い説明ではなく…
フックはエギにまとわりついた粘性のある抵抗水流を外部へ流す位置に存在することが必要。
その時に絶対的に必要なフックサイズを選ぶことが大切なのです。
この部分を間違えるとエギを静止させた時の安定性に大きく影響します。
イカを掛けるためだけのフックではないということを知っておいてください。

その他、腹部の形状やアイの位置、顔まわりの造形の有無、布の種類、外付けシンカーに関するクリアランスまで細部の細部まで考え尽くしています…
それぞれを説明すると、私の頭も混乱しますので、メインとなる部分のみご説明させていただきました。
それもこれも、「本物」を作りたかったので…
そして「本物」をユーザー様に届けたかったので…
発売になりましたら、ぜひお試しください。
そして、「本質」を探してみてください。

開発に協力いただいた船長、形状の大規模な変更などを形にしていただいた生産担当の方、テストにご協力いただいた各遊漁船の皆様、本当にありがとうございました。

なお、
釣れる「本質」となる要因は今後も公開することはございません。
知識や経験というものは大切な財産なので。
ご理解いただけると幸いです。

 

上田 廉