Impression

CNXシリーズの第1弾として「81JACK」が完成しました。

大事なのは アオリイカに餌木を抱かせるまでの『過程』

その為の『操作性』

まずレングスはテストを重ねる中で、 大胆にも繊細にも餌木を操作しやすいなと感じた8フィート1インチを採用。
テーパーはスローテーパーに設定し、使用する餌木の種類が異なる場合でも、 負荷に対する曲がる位置がスムーズに移動することで、 「動く」「動きにくい」といったムラが出来ないように修正を繰り返しました。
しっかり曲がるが戻りが早いブランクス設計にする事で、 自分が意図した所でロッドを曲げ、餌木を思いのままにダートさせることが可能です。
戻りの早さで次のダートやフォールへとストレスや違和感無く移行出来る様にしました。

・繊細で潮に馴染むティップ
ティップにかけて小口径ガイドを使用する事により高感度を実現しその情報を集約。
「使用者へと伝える感度」と「ブランクスと同様の操作性」を備えております。

・グリップ形状
ロッド操作に於ける力の入れやすさに拘ったグリップ設計。
リアグリップは、CNRシリーズ同様釣行時のライフジャケットや衣類干渉のストレスを軽減する為 短く設定し、EVAからカーボンへと変更しました。

日々進化、変化し続けるこの釣りと釣り人に於いて、ずっと変わらないのが「釣れた時の嬉しさ」と「餌木を操作する楽しさ」。

JACKの名前の由来である「占領」。
このロッドの感度によって見つけ出された海中のピンポイントの変化。
意のままに餌木を操ることができる操作性で、そのピンポイントを占領し釣果へと繋げ、 もうひとつのJACKの名前の由来である 『少年』のように釣りを更に楽しんで頂ければと思います。

CRONO　Prostaff
大村 将良