三重県の伊勢湾は鳥羽発祥の通常『鳥羽ジャーク』『アンダージャーク』と呼ばれる、ご当地のジギングテクニックが有ります。
柔軟性の有るロッドを使用し、ロッドティップを水面に向けながら、大きなシャクリは入れずに、リーリングと柔軟なロッドのコンビネーションでジグを縦方向にスイミングさせて使用するテクニックで、ジグを飛ばす強いシャクリのジギングとは、全く違う釣法です。
その鳥羽特有の釣法は、ロッドテストを重なる中で、伊勢湾のみならず山陰、瀬戸内海、九州でも、その効果をいかんなく発揮。
伊勢湾ジギング遊漁船の雄『ファイヤードルフィン宮本船長』と共に設計を重ねたリスキーリゼルヴァは、そのテスト中に10キロオーバーの鰤もなんなくキャッチ。
柔軟なロッドは、身体への負担も少なくパワータックルに比べ1日通してのシャクリが軽快に使える、常に精度の高いシャクリを可能にした事で一瞬の時合いも逃す確率を大幅に軽減します。
リスキーリゼルヴァは、中弾性素材と高弾性素材をミックスする事で、ただトルクフルに曲がると言うよりは、曲がりと粘りに適度な張りを持たせる事で、操作性と感度を向上した仕上げとなっています。
ジグを縦方向に綺麗に泳がせる(飛ばさない)イメージでシャクリを行っている中で当シリーズは、感度も追及しているので操作しているジグに魚が追尾してきた感度(水流抵抗の変化)を容易に手元の感度で感じ取る事が可能です。
使用して頂ければ、その「ヒットする数秒前からの違和感」を感じ取って頂けるかと思います。
リールシートは、小型ベイトリール~大型ベイトリールまで装着可能なモデルを採用。
高速回転の為にあえて小型~中型を使用される場合も多く、幅広い範囲で装着可能です。
ガイド設計は、シリーズ通してPE2号(リーダー10号まで)メインにて設計しています。
又、シリーズ通して太刀魚ジギングも使用可能なアクションとなっています。
Model | Jig | PE | 価格(税込) |
---|---|---|---|
2023 NEW リスキーリゼルヴァ63 |
150g~210g | 0.8~2.0 | ¥37,400 |
リスキーリゼルヴァ54 | 150g~210g | 0.8~2.0 | ¥36,850 |
リスキーリゼルヴァ510 | 120g~210g | 0.8~2.0 | ¥37,400 |
リスキーリゼルヴァ66 | 120g~210g | 0.8~2.0 | ¥37,950 |
※2023年8月より価格改定致しました。
NEW【リスキーリゼルヴァ63】
ベーシックモデル510 のテーパーに、バットパワーとベリーからティップまでのトルクを追加したモデルです。
全体がしなやかに曲がりながらも、バットパワーを上げた事で、強いシャクリでキレを出す事も可能にしました。
ベリー以先に追加したトルクは、510 ベースを少し延長し手を加えた事で、トルクフルながらに柔軟なテーパーに仕上がっています。
シャクル時のイメージは、バットを持ち上げる意識で操作してもらう事で、よりジグがアクションします。
「鰤用ライトジギング」をこれから始めたい方にも、おすすめできる機種となっています。
【リスキーリゼルヴァ54】
他2機種と比べ、短い分ややパワーを持たせたブランク設計です。
宮本船長が熱望したレングス、パワーの当モデルは、レングスに合わせたトルクフル設計でシリーズ中で1番のトルク感が有ります。
トルクが有る分、しゃくった際のブランクの戻りも早いので、ジグのスイミングイメージは、ややキレの有る(スピード感のある)アクションとなります。
ショートレングスな分、小型船舶(高低差の少ない)での使用を推奨致します。
【リスキーリゼルヴァ510】
シリーズ中で、最もベーシックなモデルとなります。
柔軟でライトなブランクアクションは、角の無いジグのスイミングアクションをイメージしやすい仕上がりです。
操作性と感度が申し分無い、ベストな仕上がりになっています。
迷ったらこの1本を選定して下さい。
太刀魚ジギングにも使用可能です。
【リスキーリゼルヴァ66】
全体的なパワー、トルク感は510と、類似しているモデルです。
510に比べ長い分、タメが効くのでファイト時の優位性は、やや高めです。
(あくまでも柔軟に曲がる竿ですので、その優位性は、そこまで大きな恩恵では有りませんのでご注意を)
全体に柔軟に曲がると言う意味では、他レングスと比べ身体への負担も少なく、終日通しての使用が可能です。
レングスを活かし“ゆったりした”スイミングアクションを行えるので青物ジギングは、もちろん太刀魚ジギングにもピッタリなブランクパワー、アクションに仕上がっています。
やや長めのレングスを考慮し、中型以上の船舶(高低差の高い)での使用を推奨致します。
【シリーズ全般の使用(アクション)イメージ】
パワータックルと違い、大きく弧を描くロッドでイメージは『鰤用ライトジギングロッド』です。
実際に使用する際のアクションイメージですが、ロッドを常に曲げている状態で、『リーリングと共にロッドのバット部分を少しだけ上げ下げするイメージでシャクルの連続』を行う事で、ジグをボトムから縦方向にスイミングさせて来るイメージです。
他に置き換えると、ブラックバスに使用するS字系ビッグベイトの『S字アクション』を“ボトムから海面への縦方向”でアクションしているイメージに近いかと思います。
シャクリ中は、大きなシャクリを入れない事で、常にスムーズで角の無いジグのアクションを維持し、ナチュラルに誘うコンセプトです。
ナチュラルな縦方向のアクションに時折フォールを追加してやる事で、更にアピールが可能になります。
連続した双方の縦アクション&フォールアクションをスムーズに行う事で、より釣果に繋げる事が出来ます。
フォールが効くシチュエーションでは、『逃げ惑うスライドアクションのリスキー1』や『安定した水平フォールのリスキーリスカスⅡ』のフォールアクションの変化も考慮し、その時々に効くジグをチョイスして頂く事で、更に釣果に繋げる事が可能です。