月弓(つくよみ)のティップは、従来のファイヤーティップ同様、オレンジに仕上げると共にスレッドカラーをライムグリーンへと変更。
ヘラ浮きのメモリにも近い視認性重視に似せる事で、目感度を更に向上。
一晩中のオモリグ使用でも疲れにくい為に全体に曲がるベンドカーブは、しゃくった際の手首への衝撃をロッド全体で吸収すると共に、ヒット時のバラシ(身切れ)を軽減します。
又、バットからベリーまで4軸カーボンクロスをラッピングした事で戻り感(復元力)もアップ。
フルチタンガイド搭載で、軽量化と感度アップしており、更なる軽快な使用感を実現しました。
月弓7057feet5inch15~35号(56~130g)0.4~0.6号¥49,500
Model | Length | オモリ | PE | 価格(税込) |
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月弓608 | 6feet8inch | 15~30号(56~113g) | 0.4~0.6号 | ¥48,500 |
月弓702 | 7feet2inch | 15~35号(56~130g) | 0.4~0.6号 | ¥49,500 |
月弓706H | 7feet6inch | 20~45号(75~168g) | 0.4~0.6号 | ¥49,500 |
※スペック表記一部変更致しましたが、製品仕様に変更は御座いません。
※2023年1月1日より価格改定致しました。
CRONOが最新オモリグロッド『月弓』に求めた要素は
①キャスト性能
②繊細なアタリを感じ取る事のできるティップ
③操作性
④ディープエリアやダイケンヒット時の巻き上げパワー増長の為の復元力と、その負荷を軽減するスローテーパーの融合
大きく分けると上記4点となります。
①~③については、先般より販売しておりますオモリグ専用ロッド『ST-metalシリーズ』にて、クリアできており、その使用感においても、ユーザーの皆様の支持率にて表されているかと思います。
そのベストセラー作とも言えるST-metalを長らく使用する中で、感じていた爆釣日の手首の疲れや潮流の早い日やディープでダイケンを掛けた際の巻き上げ時のロッドを伝わってくる負荷にストレスを感じていました。
強めの負荷をストレス無く巻き上げる事ができないのか?
専用パワーハンドル『ユニオン52-58 EP37』を使用する事で、ある程度の軽減を感じていましたが、それでもストレスが残りました。
負荷を軽減する事自体は、スローテーパー(大きな曲がり)にする事で、ある程度の解消が可能にも思えますがそれだと全体のパワーも不足してしまい、結局は同様の負荷にストレスを感じる事となってしまいます。
又、トルクを増長したブランク設計だと、どうしても自重が上がってしまうデメリットが有ります。
そこで今作の最新オモリグロッド『月弓』は、ST-metalシリーズよりも更にスローテーパー(大きなベンドカーブ)へと変更しながら、さらにブランクス全体(ティップ部除く)に4軸カーボンを巻き上げて仕上げました。
4軸を巻いた仕上げの大きな特徴として
●大きく曲がるので、手首への負担が少ない
●ブランク全体に巻いた4軸カーボンの復元力により、巻上げパワーが増長され、より楽になっている
●4軸カーボンは、ネジレが少なくブレもいち早く収束するため、キャスト性能、操作性、感度の向上につながっている
又、高弾性ブランク素材にチタンガイドを組み合わせる事で軽量化にも繋がっています。
実践経験から産まれた現時点でのCRONO最高峰オモリグロッド『月弓』の使用感、是非とも実践にて体感してみて下さい。